事故物件を業者に買い取ってもらう場合、大まかに言って市場価格の3割から5割減の価格というのがこれまで言われている価格の相場です。
事故物件、心理的瑕疵のある物件やは事故の内容や種類によって、買取価格の相場も違います。
また、買取する業者によっても、価格に大きな違いがあるので注意が必要です。
事故物件の買取の相場について詳しくお知らせします。
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アルバリンク社の”訳あり物件買取プロ”は、事故物件の専門の買取会社。
売りたいところの住所を入力するだけで、電話番号の入力は必須ではありません。
備考欄に「事故物件」とご記入ください。
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事故物件の買取
事故物件とは、自殺や殺人などがあった戸建てやマンション、土地などの総称です。
事故物件は仲介など普通の売出し方法をとっても、事故や事件が起こったときのままの状態では、一般の人が購入を希望することはまず考えられません。
そもそも、通常の中古住宅の売却でもリフォーム済みの方が高く売れるため、事故物件専門の不動産会社に業者買取で売却をするのが一般的です。
その場合、業者が事故物件を査定、買取の金額を決めるわけですが、その場合の買取の価格がどのくらいになるのかをあらかじめ知ってくことが大切です。
事故物件の買取全体の相場
事故物件の買取額は、一般の家よりも低くなることが予想できますが、事故物件の買取の相場は、事故の内容によって大きく違いがあり、種類別の目安の価格を知ることが必要です。
事故物件の仲介での相場
もし、事故物件を一般の不動産と同じく仲介で売り出したとして、一般的に言われている相場はどのくらいになるかというと
- 自殺の場合・・・3割減
- 殺人事件・・・4~5割減
という数字が参考にあげられます。
また自然死や孤独死については、
- 自然死や孤独死の場合・・・1割~2割
上記は”訳あり物件買取プロ”を運営する事故物件専門の買取業者、アルバリンク社があげている例の一つです。
※アルバリンクの詳細記事
アルバリンク社の事故物件の買取
不動産の仲介での売り方
仲介と買取はどう違うのかというと、仲介は上記のように、売り主が不動産会社に物件を委託、不動産会社がそれを買いたいという買い主に物件を販売するという方法です。
通常「家を売りに出した」というときの「売りに出す」はこの方法で行われます。
不動産会社は買い取るわけではなくて、代金を支払うのは、購入した買主です。
成約すれば不動産会社が、手数料として報酬を受け取ります。
事故物件は仲介では売れない
しかしこれはあくまで、通常の不動産と同じような仲介で事故物件を売った場合の話です。
事故物件であっても実際に売りに出すことはできなくはありません。
自然死の告知義務がある物件は、不動産サイトでも見られますが、自殺や殺人となった場合には、実際には売れないことが予想されるのです。
この点、
事故物件が売れる可能性は限りなく低いといえます。
というのがアルバリンクの説明です。
事故物件の注意点!
事故物件の定義は、殺人や自殺については明確ですが、自然死や孤独死については明確に決められているわけではありません。
家族と暮らしている人が家の中で自然に亡くなった場合、もちろんすぐに事故物件となるわけではありませんで、事故物件とするかどうかは経過した日数やその他の状況によります。
参考 事故物件の定義とは
事故物件かどうかよくわからないという場合は、自分で決めずにこれも専門の業者に確認をしてみてください。
先に決めてしまうと売り方はもとより、価格が大きくが違ってしまいますので、普通の不動産店ではなくて、専門の業者への相談が必要です。
相談はもちろん無料、電話番号の記入は不要なので12時間以内にメールで返答が来ます。無料査定はどんどん活用しましょう。
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事故物件の買取での相場
事故物件は上記のように価格を安くした上で売りに出すことはできますが、多くは買取で売却されるのが普通です。
特に、売れにくいことが予想される場合や、人に知られたくない場合、元々空き家が売れにくい地域などは特に業者買取がおすすめの方法と言えるでしょう。
事故物件の買取の仕組み
買取の場合は、売り主が家家マンションの不動産を不動産会社に売る方法で、不動産会社が買い主になります。
不動産会社は買う買わないの返答は、数日で示しますので、欲しい人が現れるのを待つ仲介と違ってすぐに成約します。
代金は不動産会社が代金を売り主に支払います。
事故物件の買取の相場は5割
アルバリンクは実際に自社で事故物件他の買取を行っていますが、アルバリンクの買取それ自体の相場はどれくらいかというと
相場はケースバイケース
としています。
そもそも、事故物件と言ってもいろいろなものがあり、発見までの時間によってもラインが違いますので、一概に何割と言えないのは当然のことでしょう。
なかなか難しいとこですが、事故物件買取の相場は、いろいろなサイトを見ても最大で5割と記してあるところが多いです。
ただしそれも一つの目安として考えておくのがよさそうです。
事故物件以外の買取の相場
ちなみに、普通の物件の買取の相場は、市場価格の7割と言われています。
となると、事故物件だからといって、上記の相場は極端に安いとは言えず、他の問題あり物件と比べても事故物件が極端に買い叩かれるというほどではないように思えます。
事故物件の買取の価格
事故物件の買取の価格の目安を、業者別に見てみましょう。
事故物件を高く買い取るとしている会社とそのサービスは、以下の3つがあります。
成仏不動産の買取相場
成仏不動産の提示する相場は、以下のようにさらに詳しく説明されています。
- 自殺の場合・・・相場よりも約20~30%低下
- 自然死や孤独死の場合・・・相場よりも約10~20%低下
- 他殺の場合・・・相場よりも約30~50%低下
成仏不動産の買取相場は、低下率に幅を持たせており、一般に示される事故物件の買取の相場よりも高く買い取ろうとする姿勢が見られます。
成仏不動産は日本で最初の事故物件専門の不動産店を開業したとあって
事故物件取り扱い件数No1の豊富な実績と経験をもとに正しい相場調査を実施します。事故物件の専門家として誠実に、不動産本来の価格を提示します。―出典:「正しい買取」公式サイトより
と明確に宣言しています。
事故物件を適正価格で買取する
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アルバリンクの買取相場
事故物件の買取の専門部門があるアルバリンクの訳あり物件買取プロの場合は、
「他社から取り扱いを断られた」「タダ同然の買取価格だった」そんな事故物件も積極的に買い取りします。
つまり、他社で買い取れない事故物件であっても、値がつけられると言っています。
さらに、自社の事故物件の買取についての特徴の第一に「高額買取」をあげています。
いくら安いとはいえ、終の棲家として事故物件を購入する一般の方は少ないでしょう。しかし、不動産投資家はどうでしょうか?家賃さえ回収出来れば事故物件かどうかなど関係ありません。
賃貸であれば、入居者も多少安ければ一生住むわけではないので十分にメリットは感じてくれます。―アルバリンク公式サイトより https://albalink.co.jp/business/accident-property/
事故物件の活用のヒントは、賃貸への活用です。
買う人はいなくても、借りる人は一定数おり、その場合の理由は家賃が安いというところです。
ちなみに事故物件の家賃の値下げ率は、平均で2、3割安くなります。(https://wakearipro.com/accident-property-rent/)
内訳を詳しく言えば、おおむね自然死・病死 が1割、不慮の事故死 が2割から5割、自殺が最大で5割、殺人などの他殺の場合は、最大8割とされています。
これらの値引き率が逆に借りたいという人を呼ぶために、事故物件が投資物件として人気が高くなるのです。
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ラクウルの買取相場
訳あり物件専門のラクウルの買取相場の解説は、
- 孤独死・自然死:10~20%
- 自殺:20~30%
- 殺人:30~50%程度の割引
となっており、成仏不動産の提示する相場とほぼ同じです。
ただ、ラクウルのモットーは訳あり物件専門の買取において
「どこよりも高く買います」
というものです。
その姿勢に沿って
ただし、市場価格よりも値段を下げるのは損をしているとも考えられるので、慎重な判断が必要です。
売却の手続きに要する費用を考慮するのも忘れてはいけません。(出典:https://raku-uru.org/column/info/accident-property-sale/)
として、早く売り急ぐために価格を必要以上に下げることを戒めており、
事故物件であっても、状態や売値によっては一定の需要が見込まれます。また、事故物件に対する考え方は人それぞれです。
過度に気にする方であれば事故物件は選択肢にも入りませんが、過去の出来事は気にしない方も少なからず存在します。つまり、事故物件であっても需要と供給の一致点は必ず存在しますので、悲観する必要はありません。(出典:https://raku-uru.org/column/info/accident-property-sale/)
として価格の保持に勤める姿勢を見せています。
事故物件の査定を受けてみよう
これらの 業者の買取相場の説明を読んでいると、相場はおおむね同じ数字が出ていますが、価格をいくらにするかの判断はそれぞれの業者の裁量です。
なので、各業者の相場と価格の決め方を詠むのは参考になりますが、やはり実際の価格を見て、買取額の高いところに決めるというのが確実です。
不動産査定で、価格を比較するのはインターネットで即日価格のわかる現代ではもはや当たり前の方法となっています。
事故物件とはいえ手持ちの大切な不動産です。
上記の会社はいずれも単一業者の自社買取で情報が横に漏れるということはありませんので、遠慮せずに査定を依頼して価格を比較の上で高いところに売るというのは、不動産を売却する際の基本的なところです。
「どこよりも高く買取」がモットー
>>ラクウルで事故物件を査定
事故物件を業者買取にするメリット
買取の場合のメリットをまとめると下のような点があげられます。
- 売りに出せない不動産も買取で現金化ができる
- 事故物件に必要な特殊清掃やリフォームもしてくれる
- 身内が現場に行かなくても売れる
- 法律的な手続きも代行してくれる
買取はストレスが少ない
それ以外に事故物件の業者買取のメリットの最大の点は、買取の場合は仲介に比べて明らかに
- ストレスが少ない
という点です。
他のサイトでは言われないことですが、仲介での売却というのは、事故物件でなくてもストレスが大変に大きいです。
特に事故物件の所有者は売りに出しても売れない、見に来た人がいても断られたとなると、断られた原因が事故物件であることに結びつけて考えがちです。
不動産店と売主だけならともかく、第三者が入るということがそもそもストレスです。
これは事故物件に限らず、通常の空き家売却でも変わらないのです。
事故物件の所有者なら、やはりできるだけ楽に売るという点からも買取をおすすめしたいと思います。
事故物件は買取で現金化できる
上に書いたように事故物件は売りに出しても、買うという人はほとんどいません。
なので、実際売りに出せないとなると、ただ所有し続けるしかなくなり、事故物件が結果的に放置することになってしまったという場合もあります。
普通の空き家なら身内の誰かが住んだり、活用するなどもできますが、それも難しいのが事故物件です。
売れないと諦める人もいますが、落ち着いたらやはり現金化できる買取で手放したいものです。
放置した事故物件も買取可能
事故物件は時間や年月が経っても買取可能です。
むしろ、時間がたってからの方が風評被害が収まり、売買がやりやすくなります。
訳あり物件全般は売りにくいものですので、売れるまでに何年も経っているということが普通です。
日数が経ってしまってもだいじょうぶですので、査定を依頼してみてください。
特殊清掃やリフォームを買取業者がする
人の亡くなった後の事故物件には特殊清掃といわれるものが必要です。
薬剤を散布したり、場合によってはリフォームも行って、その後で売れる物件になるようにします。
これらは、自分でやると言っても業者を見つけるのも大変です。
このような売買に伴う必要な作業もすべて買取業者が対応します。
身内が現場に行かなくても売れる
事故物件の後処理には費用がかかることはもちろんですが、身内の場合、やはり自殺や殺人などのあった現場に行くということそれ自体がもっとも精神的に大変なこととなります。
事故物件の買取では、お身内が現場に行かないでも、建物に関する用事も、買取も移転登記を含めた法律的な手続きも、全て買取業者が行ってくれます。
法律的な手続きも代行してくれる
法律的な手続きについては、こちらも身内の人が行くと、場合によっては事情を説明するというストレスがかかる場面に出会います。
事故物件の専門業者の場合は、業者がそれらの手続きも引き受けてくれます。
いずれにしても専門の業者であれば安心です。
事故物件であってもどうぞ勇気を持って査定に出してみてください。
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